ファンダメンタルズに関する筆者の意見です。

バイオマス燃料の課題(食糧競合等)について
バイオマス燃料は、再生可能なエネルギー源として注目されています。しかし、バイオマス燃料の生産には、食糧競合や原料競合という問題があります。
これらの問題はバイオマス燃料の原料が食糧そのものであったり、その他の用途に使われる原料と競合することで発生します。

容量市場の仕組みについて
電力供給を安定化させるため、容量市場における調整能力は重要です。今回は、容量市場の仕組みについて簡単にメモします。

IEAレポート(2022年にLNG需要が激減した理由)のサマリ
2022年はロシア紛争により、ロシア、ウクライナ由来のエネルギー、食糧資源の輸入がストップし、欧州で大混乱が生じた年でした。
しかし、表題記事によれば、2022年欧州でLNG需要が急減したのは、必ずしもロシア輸入停止によるものだけではないと述べられています。

太陽光発電を取り巻く課題について(親記事)
日本の太陽光発電事業を取り巻く課題について、エネルギー白書をもとに整理します。

ファンダメンタルから理論値を計算すべきでない理由
市場価格は、市場参加者の思惑等を織り込んで形成されるものです。ファンダメンタル情報から導かれる理論価格は定量的で信頼できそうですが、過信しすぎないようにしましょう。

重厚長大産業のPBRが1倍を割る理由
長期投資、大量生産、安定経営が求められる重厚長大産業においては、PBRが1倍を割ることは珍しくありません。何故ならビジネスモデル上時価総額が高く評価されにくいからです。安易なバリュー株投資で失敗しないよう、評価には一定の留意が必要です。

テクニカル分析より資源等商品市場を学んだ方がFXは早く上達する
FXトレードはその時々の経済情勢を的確に把握して行うものです。従って、ヒストリカルデータに従い機械的に動くテクニカル分析を学ぶより、実体経済の源流である商品市場を学んだ方が上達の近道になるのです。

【FX】将来為替レート予測に役立つ指標・役に立たない指標
以下の具体例にそって為替レート予測に役立つ、役立たない指標について説明します。
①GDPは事後的な結果なので比較しても意味がない
②二国間の政策金利差は将来の為替価値予測に役立つ
③資源・エネルギー価格と、各国の自給率も将来の為替価値予測に役立つ