フィボナッチ・リトレースメントを使って「〇年以来の高値」の折り返しを見抜け!

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ドル円上がってますね。115円くらいから上がりに上がって、一時2016年2月以来の高値である122-123円くらいまで行って、そこから少し落としてきました。

この上昇幅を取れた方、おめでとうございます。

でも、今回の話は過去の上昇についてじゃありません。これからの「折り返し」についてです。

どこで潮目が変わるのか、これが分からない。

分かりたければ「フィボナッチ・リトレースメント」を使いましょう、という話です。

(以下、いつものことながらTrading Viewからチャート引用しています。)

フィボナッチ・リトレースメントについて、またそれ以外の場合

今回のお題は「行きすぎた相場のトレンド反転」をどのインジケーターで見るのがいいかという話です。フィボナッチ・リトレースメントと、それ以外の場合として「移動平均線」を使ってみる場合と「ダウ理論」を使ってみる場合とで考えてみましょう。

フィボナッチ・リトレースメントについて(そもそも)

まず、先にそもそもフィボナッチ・リトレースメントとは何ぞや、ということは軽く触れておきます。

相場はトレンドが発生したときでも一直線に動くわけではなく、「戻り」の動きを繰り返しながら動いていきます。上昇相場における押し目や下降相場における一時的な戻りの目標価格を判断する指標として「フィボナッチリトレースメント」が使われます。~(中略)~

フィボナッチリトレースメントでは、フィボナッチ比率に基づいた38.2%、61.8%と補足的に50%の水準がよく用いられます。

強いトレンドの場合は、38.2%前後の戻りにとどまり、弱いトレンドの場合は、半値戻し50.0%前後又は61.8%前後まで戻ります。それ以上戻った場合には、このトレンドの起点となったポイントまで全て戻るという考え方が一般的です。

具体的には、任意の直近の高値(安値)と安値(高値)を結び、その下降(上昇)幅を38.20%、50.0%、61.80%で分割し、「戻り」の目標値を算出します。

FXブロードネット様「フィボナッチリトレースメント」

本来的には「戻るとしたらここまで戻るだろう」、としてスイング値幅の38.2%や50%や61.8%に注目して押し目買い、戻り売りするためのインジケーターです。

これでトレンドの変わり目が見るの?使い方間違ってない?勿体ぶりますが後述します。

移動平均線を使うと:後知恵になりがち

移動平均線(SMA)については説明不要ですね。

移動平均線を使って、今回ドル円の「折り返し」を見抜けるか考えてみましょう。

6期間SMAをチャートに入れてみると、どうも上昇し続けている間は一度も6SMAを下回っていませんし、3営業日連続下げたあたりで6SMAを割っていて、その後もなんだか上昇の勢いが落ちた潮目が変わったように見えます。

…とまあ、これ以上話す必要もないです。6SMAが当てはまる、というのはただの後知恵です。

根拠がないので、たまたまある短期間のSMAが過去のチャートにぴったりはまったとしても、将来それが使えることにはなりません。

逆に、よく使われがちな20SMA、200SMAという中期、長期SMAを引いて潮目を判断してみるのはどうでしょうか。

試してみれば分かりますが、転換判断のタイミングとしてはかなり遅くなるので、折り返しの初動を見抜くことにはならないでしょう。

ダウ理論の場合:ボラティリティを捉えられない

ダウ理論の場合ならどうでしょう。意識される価格帯を下回る、ということは後知恵ではないしっかりとした転換の根拠です。

上図を見れば分かる通り、価格が行きすぎた場合、ろくに押し目もつけないので、どこが押し安値になるか分かりません。

またダウ理論の特徴として、意識される価格帯は分かるが、「今この瞬間の相場のボラティリティ」を見抜けないという弱点があります。(と思ってます。)

効きやすい押し安値がない、あるいは離れすぎているために、「折り返し」の初動をダウ理論で見抜くのは難易度が高いと言わざるを得ないでしょう。

フィボナッチ・リトレースメントを使ったら:自動的かつボラティリティも見える

ということで、ようやくフィボナッチ・リトレースメントを使ったら、の説明になります。

上図チャートで引いているのは、「Auto Fib Retracement」というインジケーターです。

  • 一定期間の高値安値(ドンチャン・チャネル)
  • 及びその高値安値の間のフィボナッチ・リトレースメント

を描画しています。

純粋なフィボナッチ・リトレースメント(そんなものあるのか?は別として)ではないのですが、自動的に高値安値+フィボナッチを引いてくれるので、「フィボナッチ・リトレースメントを恣意的に引いたら意味ないでしょ」、と思っちゃう人にはうってつけのインジケーターです。

話がそれましたが、これの何がいいか。

上図を見て頂けば分かる通り、価格の急上昇に連れてドンチャン・チャネルの拡大+フィボナッチ・リトレースメントの拡大が見られます。

これはつまり今現在のボラティリティを反映して価格ラインが引き直されているということです。

ダウ理論の問題点を解消しつつ、意識される節目が明らかになっています。

このインジケーターをもとに判断するとすれば、「78.6%ライン」を下回ったあたりで、「どうも一方向の上昇は終わったみたいだぞ?転換点になるかもしれないな」と自動的に判断できるというわけです。

このように、フィボナッチ・リトレースメントの見方を変えれば、他のインジケーターでは触ることすら出来ない急上昇からの転換点を、見抜くことが出来る…かもしれません。

ではまた。

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