FX 主要ペア週次レポート(8/30-9/3)

 今週はクロス円、クロスドル主要ペアはいずれも大きく円安、ドル安に動く結果となりました。一方ドル円に関しては明確な方向感が示されないまま推移しています。日経平均も今週連日続騰、週内で1400円近く上げましたし、全体的にリスクオンの雰囲気が感じられます。ただ、急騰の中でも各通貨間ではしっかりテクニカル分析が機能しているように見られます。それでは以下、各ペアについて分析していきたいと思います。(※なお、いずれも4時間足を用いた分析を行っております。)

ドル円(USDJPY)

今週分値動きをオレンジ枠で表示、以下同様

 8月中旬に下降チャネルをブレイクしてからは、価格の方向感を見失っている状態が継続しています。100SMAを軸に価格が収束していますが、ここしばらくは109.35-110.80で囲まれるレンジの中で推移しています。

 来週以降注目すべきポイントとしては、レンジ下限109.35での攻防になると考えています。下抜けしたら売り、反発が確認出来たら買いでエントリーする予定です。

ユーロ円(EURJPY)

 8月中旬に下降チャネル、100SMAをブレイクした後日足の水平線で一時もみ合いを見せていました。今週はその水平線を抜け連日上昇を続けましたが、最終的に日足で引ける下降トレンドラインで強い反発(抱き線も形成)を見せています。

 来週以降注目すべきポイントとしては、7月末頃に形成した戻り高値のライン(白色で表示)で価格がどう反応するか…ですが、こちらを既に抜けて週を終えてしまいました。週明け寄付きの様子を見ながら、慎重に売りでエントリーしたいと思います。

ポンド円(GBPJPY)

 8月中旬にブレイクされた151.55(それまでサポートラインとして強く意識され、下抜けした後は価格急落)へ戻ってきて、そこを上抜け、サポレジ転換を起こし上昇を続けています。なお、私は9/1の水平線ブレイクをもって買いでエントリーしています。(結果については別途。)

 来週以降注目すべきポイントは、やや小さいですが上昇チャネル(図中青)の下辺が機能するかどうかです。サポートとして機能した場合、買いで追撃していこうと考えています。(既に一度151.80でサポレジ転換を起こしているとみることも出来そうです。)

豪ドル円(AUDJPY)

7月上旬にそれまで4か月続いたレンジ(82.07-85.55)をブレイクしてからは下降トレンドラインに沿って順調に下落を続けていたのですが、反発急騰し今週はとうとうそのラインをブレイクしてしまいました。その後も急角度の上昇を続け、かつて抜けたレンジの下辺まで戻ってきた形です。なお、私は下降トレンドライン抜け+サポレジ転換確認後にエントリーしています。

 来週注目すべきポイントは、レンジ下辺際での攻防です。もし上抜けした場合、再度市場参加者の目線がレンジ(82.07-85.55)に戻る=短期的な上昇が期待できるのではないかと考えています。

ユーロドル(EURUSD)

6月中旬に大陰線を付けた後、日足のレンジ下辺を一時下抜けしましたが反発急上昇し、現在は8月頭に付けた戻り高値を試している状況です。戻り高値がはっきりしているので結構整った逆三尊形に見えないこともなく、また戻り高値=ネックラインを抜けた後は勢いのある上昇が続いています。なお、私は8/13時点の戻り高値ブレイク+サポレジ転換を確認したところで買いでエントリーしています。

 来週以降注目すべきポイントは8月頭につけた戻り高値ラインでの攻防になるでしょう。上抜け、サポレジ転換が確認できた後で買いエントリーを検討したいと考えています。

ポンドドル(GBPUSD)

8月中旬の下降チャネル下抜け前後で意識されていた水平線1.3788を何度も試しブレイク、週後半は大きく上昇する展開となりました。最終的には、8/11頃の戻り高値ラインできれいに止まって終わったので、この動きが予測出来ていた方も多かったのではないでしょうか。(なお、ブレイクの勢いがあまりに大きく私はエントリー出来ず、、、)

 来週以降注目すべきポイントは、現在止まっている戻り高値ラインです。抜けたら買い、反発したら売り、というのが基本です。が、ポンドについてはブレイクの動きに関わらず値幅が大きくなりやすいため、ストップロスは慎重に設定するべきでしょう。ストップロスを広く取りたい反面、上抜けした場合まだまだ上方に戻り高値が控えているため満足いくリスクリワードが狙えず…と悩ましい1週間になるかもしれませんね。

豪ドル米ドル(AUDUSD)

  7月上旬からなだらかに下落していた下降チャネル上辺をブレイクし、強い勢いで上昇する1週間となりました。他のぺア同様、チャネルまたは水平線ブレイク+サポレジ転換から上昇する形になっています。ただこちらのペアは特に上昇の勢いが強く、サポレジ転換後のタイミングを逃したが最後全くエントリーの機会がありませんでした。

 来週以降注目すべきポイントとしては、上方にあるレンジ下辺まで到達するか、あるいは抜けてきた戻り高値のラインを下抜けするかというところですが…このペアが一番先が見通しづらいと感じています。上昇チャネルも引けないほどの急騰局面であるため、一度調整が入るのではないか、と思ってしまうのですが、実際こういう時ほどレンジ下辺まで到達、さらにその先まで行ってしまうことも多いんですよね。とにかくフラットな目線で、水平線ブレイク等動きが出てから慎重にエントリー検討しようと思います。

まとめ

 クロス円、クロスドルの主要ペアはドル円を除きどれも概ねこれまでの下降トレンドから一転反転し勢いよく上昇する局面にあるようです。ただし、それぞれのペアでは異なる根拠で上昇、反転、価格がストップしている様子が見られました。来週以降も安易にリスクオフだから買い、といった判断をせず、個別のペアをテクニカルに分析していくことが重要です。

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